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初期デューデリジェンス-第2ステップ

取引候補先に潜在的リスクが見え隠れするとき、あるいはハイリスク地域や業界にいる場合、会社や代表者の経歴や評判などさらに詳しい調査や分析が必要になります。

クロールの初期デューデリジェンス-第2ステップ(レベルI、II)は、顧客が詳細な情報を得た上で自信を持って決断するためのリスク関連情報の詳細を明らかにすることで、顧客の適切な経営判断を支援します。

第2ステップデューデリジェンスは短期間でかつリーズナブルな費用で投資案件やビジネスパートナーを評価するニーズに対応し、ハイリスク地域では各種法令コンプライアンス(マネーロンダリング対策、Know-your-customer (KYC)プログラム、海外腐敗行為防止法)に迅速に対応できます。クロールのデューデリジェンスは説得力のあるデータの調査技術や人的情報の活用によって、迅速に詳細な調査が可能です。本サービスは、顧客がクロールのデューデリジェンス・ポータルにてリアルタイムでリスク情報を把握することが可能です。

クロールのアナリストは英語と現地語の両方で幅広くメディア情報、関連法規、判例、権利関係確などを網羅する各種データベースを精査し、規制リスクや調査対象の訴訟への関与を評価します。オンライン情報が少ない地域、対象企業に対しては、より詳しい調査が必要な場合や、対象者の人格や政治家とのつながりや詳細なビジネス手法についての情報が必要な地域では、クロールの第2ステップデューデリジェンスが、公開情報のみをベースにした調査結果を補強します。

第2ステップデューデリジェンスを担当するチームは、リサーチ業務に長けた元検察官、ジャーナリスト、法執行機関出身者、各業界のエキスパートなどで構成され、隠れたリスクを特定し、対象者のビジネス活動や総合的なレピュテーションを明らかにします。

ケーススタディ: 投資銀行による米系ヘッジファンド調査
米国に本拠を置くヘッジファンドとの取引を検討している、外資系投資銀行のデューデリジェンス・プロセスの一環として、クロールは当該ファンドと投資顧問と設立者に関する公的情報リサーチを実施しました。クロールの調査には、規制記録、メディアやインターネット上の情報、訴訟記録、各種資格や免許の確認などが含まれました。ある事例では、ヘッジファンドの投資顧問と設立者に過去に利益相反行為が見られたため、連邦政府へ150万ドルを支払ったことが判明しました。クロールの調査結果に基づいて、投資銀行はヘッジファンドへの投資を延期しました。

ケーススタディ: グローバル金融機関による中国人富裕層に対する調査
全世界に展開する金融機関の依頼を受けて、クロールは、AMLやKYCプログラムの一環として、中国人富裕層に対するデューデリジェンスを実施しました。お客様の目的は、こうした個人と取引を始める前に重大なリスクを短期間で特定することでした。クロールは対象者の財産の源泉に関する調査し、いくつかのケースでは不適切な手段で蓄財したことが判明しました。こうしたケースではさらに詳しく調査しました。

ケーススタディ: 多国籍企業によるブラジルのエネルギー関連企業の調査
エンジニアリングや一般消費財、航空宇宙事業などのビジネスを行う多国籍企業から、ブラジルに本拠を置くエネルギー関連会社と2人の社長について、ステップ2デューデリジェンスを依頼されました。「その多国籍企業とブラジルのエネルギー関連会社との関係は汚職にまみれている」という匿名の告発文が顧客の元に届きました。しかし、法規制、訴訟、メディアやインターネット上のデータベースを徹底的に調査しても、対象企業に関してわずかな情報しか得られませんでした。調査対象者の一人に関して否定的な報道を行うメディアを特定し、その人物は不正行為を働いたとされる会社のビジネスパートナーであることが分かりました。ブラジルでのステップ2の調査では、まず初めにブラジルの法執行機関や法曹界に精通している地元の情報源とコンタクトを取りました。追加的な公開情報リサーチや聞き取り調査でも、法執行機関が特に関心を抱いているとの情報は得られず、対象者に関するネガティブな情報は皆無でした。

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